睡眠時間を工夫する 〜 子供の身長を伸ばすには



睡眠時間を工夫する

「寝る子はよく育つ」とは昔の人はよく言ったものですが、全くその通りです。身長増加に必要な成長ホルモンの分泌上有効な睡眠が必要なのですが、昔の人はそういうことを知っていて言っていたのかなぁ?とフト不思議に思ったりします。昔の人の言うことは侮れません。

早寝早起きじゃないとダメ?
 身長増加に大切な成長ホルモンは起きている時より就寝中に多く分泌されます。ですから、多く寝ているほうがより成長ホルモンの恩恵に与れるわけです。さらに、地球には重力がありますから、立った姿勢で重力に下に引っ張られているより、横になって寝ている姿勢のほうが骨は上に伸びやすいといえます。
「それなら、夜遅く寝て朝遅く起きても同じではないか?早寝早起きしなくてもいいのでは?」
と思いますね。寝ている時間数さえ確保していれば、事足りるのではないか。
 ところが、この成長ホルモンの分泌は早寝早起き型なのです。日中の分泌にくらべ、夜20時を過ぎるくらいになると急に分泌増加を始めます。22時くらいにMAXになり、そこから朝までゆるやかに落ちていきます。
 よくテレビで映画が放映されると、21時〜23時くらいの時間帯で見ていたりします。もしも子供がそれをリアルタイムで見ていると、寝ようとする時間にはすでに成長ホルモンMAX時間を過ぎてしまった頃なのです。ここはどんなに面白いテレビがあろうとも、録画なりして時間をずらして見る工夫をするとかしたいものです。

遅寝早起きはOK?何時間寝れば大丈夫?
 最悪なのが遅寝早起きです。朝余計に寝ていたくても、学校等があると当然起きなくてはいけません。遅く就寝すると、必然的に睡眠時間が短くなるということです。成長ホルモン分泌には夜間のMAXの時間帯がありますが、それを含めてでもある程度の分泌時間が必要です。
では、何時間寝ればよいのでしょうか? 小学生で思春期前であったら、10時間の睡眠時間は必要だと言われています。成長ホルモン分泌最盛期の思春期でも、9時間半くらいは確保したいところです。伸び盛りなので多少の寝不足など関係ないように見えますが、その後身長増加が落ち着いてしまうことを考えると、この時期の増加のロスは良いといえないでしょう。
起床時間から逆算して就寝時間を決めてあげる工夫も必要ですね。

睡眠の妨げ
 幼児期であると夜尿、つまりオネショを治そうとして夜間にトイレに起すということがあります。これはオネショをされたらたまらないので賛否両論ですが、できれば寝る前の水分を控えて夜間は起さない工夫をしたいものです。夜間に起すということは、熟睡を妨げて成長ホルモン分泌を邪魔します。
 また、寝る前に親などに怒られてしまった子供はアドレナリンが分泌された状態で睡眠に入ることになります。これは興奮状態を引きずり、熟睡を妨げます。
 後は、仕方がないことではありますが、中学受験・高校受験の夜間の受検勉強です。大学受験くらいになると、すでにある程度の子供が思春期を終え成長ホルモン分泌のピークを過ぎています。が、中学・高校受験の頃となると、一番の伸びを期待する時期です。この時期は将来の勉強のためとは言えど、なるべく工夫をして睡眠時間を確保したいところです。


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