努力してもなぜ伸びない? 〜 子供の身長を伸ばすには



努力してもなぜ伸びない?

 周囲に比べて子供の身長が低い気がするし、身体測定の標準身長よりも確かに低い。周囲は「そのうち伸びるよ。遅く伸びる子もいるし」と言うから、とりあえず背が伸びるようにちょっと努力してみよう・・・・。

 そんな風に思い立って、子供の身長を伸ばそうと努力始める親御さんも少なくないはずです。とりあえず目につくところから始めますよね。まずはとにかくカルシウム。牛乳はかかせないし、まるごとカルシウムのしらすなどの小魚も外せません。オヤツはカルシウム入りのウェハース。サプリメントも付加していいかもしれない。

 でも、カルシウムだけにこだわっていても身長には反映されないと聞いて、タンパク質などの栄養にも気をつけます。ここで気がつくのが「そもそもうちの子は小食だ」というところ。身長が低い子供には確かに小食の子供が多いです。

「なぜ?どうして食べてくれないの?こんなに料理を工夫したのに」

 子供が小食なのは、運動が足りないのではと気がつきます。子供の生活を振り返ってみると、幼稚園や小学校から帰宅した子供は外では遊ばずに家でゲームなどをして過ごします。少子化のせいか近所に同じくらいの年の子供がいません。同じくらいの子供と遊ぶにはちょっと家が離れているし、防犯上子供一人で公園などに送り出すのも怖い気がする。かといって、子供にずっと付き添って外で遊んでいることもできずに、結局子供は毎日家の中ですごします。

「確かにこれではお腹も空かないかもしれない」

 食に気をつけ、子供が太陽の下で遊べるように工夫してみました。しかし、子供は特に朝ごはんをあまり食べようとしません。叱っても急かしてもボーっとしていて時間ばかりが過ぎていき、学校へ送り出すことが多いのです。そこで、朝子供がボーっとしているのは、寝不足なのではないかと考えます。

「そういえば、大人が夜にテレビで放映している映画やドラマを見ていて、一緒に見てしまってから寝ている・・・・」

 子供の身長増加には骨の成長が必要です。そして、骨の成長には成長ホルモンという脳下垂体から分泌されるホルモンが重要です。この成長ホルモンが不足すると、身長が伸び悩んでしまいます。食・運動・睡眠は、この成長ホルモン分泌を促すために大変重要なのです。

 しかし、ここまで努力してみて、それでもなお身長の増加が全く見込めない場合は「病気」を疑ってみることも必要です。親がどんなに努力しても、他に病気があった場合は食・運動・睡眠が阻害されている場合があります。また、そもそも成長ホルモンそのものが分泌が足りていない病気もあります。

「親がこんなに努力しているのに、なぜ子供の身長は伸びないのだろう?」

と悩む前に、小児科医に相談することをお勧めします。決して、身長が伸びない子供や、伸ばすことができない大人を責めてはいけません。


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