成長ホルモン治療の副作用について 〜 子供の身長を伸ばすには



成長ホルモン治療の副作用について

成長ホルモンを投与すれば一安心!?
 成長ホルモンが足りないのだから、その分投与すれば全ては上手くいくのだ・・・という理屈になります。もちろん、成長ホルモンが不足しているところに投与した場合、身長の伸びは元の倍近くになります。周囲が伸びている分、その目ざましい伸びは特には目立たないかもしれませんが、そこまで効果が達すればまず成功といえるでしょう。
 ところが、やはりこれは自然な分泌ではなく、薬を投与するということなので「副作用」というものがあります。バンバン投与して安心!ではないので、子供の様子をよく観察することも必要です。

副作用の症状
1.治療初期=投与を始めた頃に頭痛を訴える子供がいます。一時的なものが多いです。また、毎日注射をするということにストレスを感じて不調を訴えることもあります。
2.足など関節の痛み=骨や関節のトラブルが多くみられます。治療が非常に上手くいって身長増加が著しい場合におきます。投与していない子供の急な身長増加でもよく見られる光景です。ただし、激しい傷みを伴う場合は要注意です。
3.白血病(?)=まだ立証はされていませんが、白血病という疑いがもたれています。成長ホルモンは細胞を増殖させて骨を伸ばすので、良い細胞のみを増殖できればよいのですが、悪い細胞を増殖してしまった場合、有り得る現象だと言われています。
4.甲状腺機能低下=治療中に甲状腺機能の低下がみとめられることがあります。これは、成長ホルモン不足の原因に甲状腺機能低下が潜んでいる場合があるからです。身長の伸びが悪い時は、少ない甲状腺機能でも代謝を賄うことができました。ところが成長ホルモンが増えて身長も増加してくると、少ない甲状腺機能では代謝を賄いきれなくなり倦怠感などの症状がでてきます。まれに糖尿病になることもあります。

お子さんの症状や訴えを毎月の通院の際に医師に伝え、予期せぬ副作用などに備えたり、今後の治療の参考にできるようにしましょう。


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