小児慢性特定疾患医療費の受給 〜 子供の身長を伸ばすには



小児慢性特定疾患医療費の受給

特定疾患の判定は時間がかかる
 特定疾患の受給を開始するには時間がかかります。必要書類や申請書、データ、医師の意見書などを取り揃えて提出して不備がなくても、受給資格を得る判定は一ヶ月以上かかります。それまでかかった医療費は、領収書をとっておいて、後ほど請求することになります。例え一ヶ月分としても、入院費や文書料なども事前にかかっているのでお財布事情とちょっと相談しておくことも考えておいてください。(文書料は特定疾患受給には入りません)
 ここで注意したいのは、受給資格をとることができても、全額免除ではないということです。都道府県の制度や加入保険・世帯の収入にもよりますが、生活保護を受けている家庭以外ではほぼ全額免除はありえません。「一ヶ月に○円自己負担」という受給券をもらい、病院に提出することになります。

毎年申請します
 成長ホルモンの投与治療費にとても助かる小児慢性特定疾患受給ですが、一度受給券を受け取れば治るまでずっと受給できるわけではありません。毎年都道府県管轄の保健所に申請を提出するのです。
 毎年、手の骨のレントゲンを撮り、身長の伸びを確認し、医師に意見書を書いてもらいます。源泉徴収票も毎年コピーを提出します。受給したら、次の年の用紙をもらっておいたほうがいいでしょう。受給の期限から逆算して、判定期間を考慮して検査を始め、申請書を書かなければなりません。受給の期限が切れたのに、次の受給券が間に合わないということは良くあることです。その場合、一時的にたて替えなければならなくなります。

いつまで受給できる?
1.成長ホルモン投与治療の特定疾患受給は、この治療の効果が薄いと判定されると打ち切りになってしまいます。ですから、検査データや医師の意見書は大切なものになります。
2.治療が非常に上手くいった場合、つまり身長がある一定になった場合も打ち切りになります。病的な範囲の低身長を脱したとみなされるのです。(ちょっと設定が今時の子供にしてみると低いような気がしますが)
3.小児ではなくなった時点、18歳。各都道府県の制度にもよるかもしれませんが、そもそも「小児慢性特定疾患」というだけあって、小児限定です。

制度をよく利用して、子供に有効な治療をしてあげたいものです。
また、身長が伸びない病気はこれに限りませんが、難病と呼ばれるものにはこの「特定疾患受給」が認められることがあります。病名リストなどが病院にあるので、ぜひ利用してください。


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