低身長症の進化する治療の実際 〜 子供の身長を伸ばすには



低身長症の進化する治療の実際

成長ホルモン治療開始はいつが良いか
 友人の子供が小児科医から低身長の可能性を告げられて身長のグラフを付け始めたのが、まだ1歳に満たなかった時でした。大きく産まれる子、小さく産まれる子様々な中で、1歳に満たない子供の身長など参考にもならない気がします。が、身長のグラフ・・・つまり成長曲線は意外なまでに正直なものです。若干の前後はしますが、曲線に沿って子供の身長は伸びていきます。どこでその曲線から外れていくかを、いち早く見極めます。
 この作業は年単位で続けられていきます。幼児期の一年間沿ったからといって安心できるものではありません。そして、線から外れ始めたら、すぐに対処し早期治療を目指すのです。
 軽症なタイプであれば、小学校3〜4年生から成長ホルモン治療を始めても追いつくことがありますが、そうでなければもっともっと早期の治療が望まれます。

低身長症の治療は進化している
 残念ながら、経口による成長ホルモン投薬治療とまでは進化していません。あえて経口の投薬とすれば、甲状腺機能が落ちている子供には甲状腺機能補助の経口薬を処方されます。
 昔も今も、成長ホルモンの治療は注射です。「ヒト成長ホルモン」という液を注射しますが、現在は注射器が進化して、糖尿病などにも使う在宅用注射器が使用可能になりました。注射器と言うと、採血の時の太い針を思い浮かべますが、極々細くて短い注射針です。
皮下注射なので、毎日違う部分に順番に打っていきます。例えば二の腕・太もも・臀部。毎日同じ部分に注射をしていると、その部分がしこりになるので避けましょう。小さい子供には親が手を添えて、大きくなったら自分で生活の一部として打っていけるようにします。注射する時間は、夜寝る前。夜間の成長ホルモン分泌を助ける目的だからです。量は体重によって変わるので、医師の診断を受けて量を間違えのないように注射します。

成長ホルモン治療は、ある程度の身長までか、18歳までとされています。


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