栄養ランスの良い食事 〜 子供の身長を伸ばすには



栄養ランスの良い食事

これさえ食べれば?
「これを食べれば(飲めば)身長が伸びます!」という食品や栄養は残念ながらありません。「とりあえず牛乳を飲んでおけば、カルシウムは確保ね?」と牛乳を水のように飲んでも、身長の伸びに直結しません。なぜなら、カルシウムは骨の強化の役割は果たすものの、骨を伸ばす働きではないからです。
栄養としては、タンパク質が骨の形成に重要とされています。しかしだからといって、タンパク質豊富な卵ばかり食べていれば骨が伸びるかというと、コレステロールの摂りすぎになり、肥満や食欲が落ちるという原因になったりします。
最近ではマグネシウムが注目されて、カルシウムと摂取すると良いといわれていますが、マグネシウムを豊富に含むナッツ類を多く食べ過ぎると、思春期が早く来るといわれています。思春期が早く来るということは、身長の伸びが止まる時期が早く来るということですから、多量に食べるのは控えたいところです。

これは食べてはいけない?
 では、「これを食べると身長の伸びに影響があるから食べてはいけない」というものはあるでしょうか。意外にもあまりないのです。
子供がソフトクリームを食べていたとします。「カロリーが高いばかりで栄養の無いものを食べて!」と言いたいところですが、ソフトクリームは乳製品でカルシウムを含んでいます。また、子供がハンバーガーを食べていたとします「そんな栄養の無い食事をしてはいけない」と思いますが、ハンバーガーはタンパク質を含んでいます。もちろん、その食品の質にもよりますが、これを食べてはいけないというものは基本的にないのです。
子供が食べるオヤツにしても、その質や内容が問われるのであって、一日もしくは一週間単位で栄養を考えた場合に、食事を補助する食品が入っていればむしろ歓迎です。
むしろ、摂取しすぎ・しなさすぎが問題です。

タンパク質を摂りたい
 バランスの良い栄養を、という意図の中には「タンパク質を摂りたい」というもくろみが入っています。タンパク質は骨を成長させるのに必須です。
 このタンパク質というのは、そのまま身体に吸収されるのではなく、体内で「アミノ酸」というものになります。ですが、アミノ酸の中の9種類ほどは体内で形成されず、食品から摂らなければならないため、様々なタンパク質を必要とするのです。米・牛乳・肉・大豆・・等々、一種類だけでなく平均に摂取してはじめて吸収されるという仕組みになっています。どれか抜け落ちると、せっかくの他のアミノ酸が吸収されないというもったいない事態になります。

 せっかくの食事で摂取した栄養は、バランスが良いという状態ではじめて身長の伸びにつながります。「これだけ食べていれば飲んでいれば」と言わずにバリエーション多く食べていきましょう。


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