低身長の判断基準-2SD成長曲線 〜 子供の身長を伸ばすには



低身長の判断基準-2SD成長曲線

 低身長症とは、身長が同性・同年齢の子どもの平均身長(標準身長)と比べて-2SD(-2標準偏差)を下回る場合をいいます。※「SD」とは統計で使われる「標準偏差」のことです。
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平均身長と-2SD(標準偏差)の身長
低身長症の判断基準 男女月例別

100人中2〜3人が低身長

 低身長の判断基準となる-2SDを下回るのは2.275%の割合の子どもたちが該当します。一概には言えませんが、同じ年齢月齢の子ども100人の中で最も背の低い2~3人が低身長に該当する割合なので、決して珍しいことではありません。

低身長は、早めの対処が重要

 低身長と判断される子どもの10〜15%は成長ホルモンの不足が原因です。この場合、医師の処方により、成長ホルモン製剤を毎日注射する治療が行われます。
 ただ、この治療方法も身長が伸びる思春期までしか効果がないので、どれだけ早く治療を初めるかが重要となります。

-2SD以上(低身長でない)場合

 -2SDよりも身長が高い場合には低身長とは判断されません。しかし、一部の子どもたちは、親の希望(任意)により治療が行われています。
 ただし、低身長でない場合の治療は保険対象外となるため、かなり高額の費用が必要となります。一般的な治療法である成長ホルモン製剤の注射は1本1万円前後の高額な治療となります。
 最近では、新たに開発された成長ホルモンの自己分泌を促進するサプリメントで体内の成長ホルモンを増やすという、低コストで身長を伸ばす方法も行われるようになってきました。成長ホルモンの材料となる栄養素をサプリメントとして重点的に摂取することで、体内で作られる成長ホルモンの量を増やす方法です。こちらも保険適応外ですが、低コストな方法として普及してきています。
 また、睡眠不足や運動不足も身長が伸びない原因となりえるので、これらの生活習慣の改善に加えて、成長に必要な栄養分が普段の食事から補えていない可能性を考慮し、カルシウム系のサプリメントで不足分を補うことを勧められています。

成長ホルモン分泌促進・カルシウム系栄養サプリメント

低身長の半数は突発性、
重い病気もあるので、油断は禁物

低身長児の半数は、一時的に低身長の状態になる突発性であり、病気ではないため治療の対象にはなりません。しかし、低身長の原因には、染色体異常や脳腫瘍なども生涯にかかわる病気もあるため油断は出来ません。
低身長症とは

男女比では男2:女1

医療機関での統計では、低身長の子供たちの男女の比率は、男:女=2:1という割合で男の子の方が倍近く多いようです。





 この成長曲線と比較して-2SD以下に該当するようであれば、病院で見てもらったほうがいいという目安のようです。常に-2SDを下回っているのではなく一時的に下回っているという場合や、逆に10歳頃に曲線よりも上回っている場合なども受診された方がいいようです。曲線を上回る場合と言うのは、思春期が早く訪れることで、急激に身長が伸び、その後伸びが止まってしまうということが考えられるのだそうです。


年間成長率の平均値と-1.5SD値
男女月例別 成長率-15SD.png



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